Ranking Lab ― 計測する編集室
編集リサーチ・ランキング

ホラー映画の頂点は、どの一作か
― 44作を6つの物差しで採点

ホラー映画のランキングは、たいてい「観たときに自分がどれだけ驚いたか」を測っています。驚きは一回きりで、二度目には効きません。それは作品の記録ではなく、観た人の反応の記録です。そこで筆者は、驚いた量ではなく怖がらせ方の設計を見ました。何を見せなかったか。音をどこで止めたか。恐怖が人物の選択から出ているか。実在の記録との距離をどう始末したか。仕上げがどこまで正確か。以後の作り手が使い回す型を作ったか。この6つで、1922年『吸血鬼ノスフェラトゥ』から2018年『ヘレディタリー/継承』までの44作を採点しています。総合1位は『サイコ』(1960年)でした。公開当時の評判も、この採点には使っていません。米国議会図書館が保存対象に選んだ925作を数えると、ホラーが1本選ばれるまでにかかった年数は平均45.5年です。『遊星からの物体X』(1982年)は公開時に失敗作と呼ばれ、2025年に選ばれました。43年かかっています。物差しを変えれば王様は替わります(下のレンズで試せます)。これは「最高傑作」の断定ではなく、開示した6軸での序列です。

このランキングの作り方(方法論)

「どのホラー映画がいちばん怖いか」を一言で決めないために、6つの独立した評価軸に分けて重みを付けて合成しました(total = Σ(軸点×重み)/100)。驚いた回数・悲鳴の大きさ・興行収入・レビュー点数・観客投票・公開当時の評判は評価軸に含めていません。これらは観客の反応と市場の記録で、作品の設計とは別のものだからです。撮影中に起きた事故や、出演者に起きた不幸も評価軸に入れていません。理由は2つあります。作品の設計ではないこと。そしてそこでは実際に人が亡くなっており、それを作品の魅力として数えることを本稿はしません。「恐怖の発明」を最も重く(20)置いたのは、ホラーが一度誰かが作った怖がらせ方を、以後の全員が使い回すジャンルだからです。なお各軸の0〜10点は、公開年・監督・音響の担当・検閲の記録・保存対象への登録といった確認済みの事実を踏まえたうえでの筆者の評価であり、事実ではありません。数字の出どころは出典欄に、限界は末尾に開示しています。

評価軸内容重み
見せない設計恐怖の対象を、いつ・どれだけ画面に出すか。出したあとも怖さが持つか19%
音の設計音楽・環境音・無音の配置。音を止めたときに画面に何が残るか16%
恐怖の因果怖い出来事が話の都合ではなく、人物の選択とその結果から出ているか17%
記録との距離実在の事件・人物を素材にしたなら、その距離を作品自身が引き受けているか。素材にしていないなら、記録に寄りかからずに怖さを立てているか13%
仕上げの精度撮影・編集・美術・音響が狙った効果に正確に届いているか。届いた版が意図した版かも含む15%
恐怖の発明以後の作り手が繰り返し使う型を作ったか20%
正規化ルール
驚いた回数・悲鳴の大きさ・興行収入・レビュー点数・観客投票・公開当時の評判は評価軸に含めない(観客の反応と市場の記録を作品の設計に読み替えないための時代補正そのもの)。撮影中の事故や出演者の不幸も評価軸に入れない。作品の設計ではなく、そこでは実際に人が亡くなっているためである。「恐怖の発明」は後続作品への影響で測るため数年の射程を要し、直近作は発明の評価を抑制して時代補正フラグを付す。低予算や機材の故障を減点しない。ホラーは制約が設計を生んだジャンルであり、そこを減点すると論旨と矛盾する。
対象・単位
1922年『吸血鬼ノスフェラトゥ』から2018年『ヘレディタリー/継承』までの44作。単位=作品。1作品=1エントリ。全数ではなく編集による選定であり、これが本稿最大の限界である。選定の手続きは、①米国議会図書館 National Film Registry に登録されているホラー22作を全数入れ(外部の名簿を骨格にした)、②同登録簿はアメリカ映画に限られるため独・仏・英・伊・日の作品を22作足し、③その中に「実話に基づく」と名乗った作品と「呪い」が語られる作品を必ず含めた(論旨の検証に必要なため)。2019年以降の作品は「恐怖の発明」を測る射程が足りないため対象外。短編・テレビ作品・配信のみの作品も対象外。
データソース
公開年・監督・脚本・音楽の担当・検閲や上映禁止の記録・公開当時の評価は、各作品の記事で確認した。保存対象への登録の有無と登録年、登録までの年数、および「1992年から2015年に公開されたホラーが1本もない」ことは、米国議会図書館が公開している National Film Registry の全作リスト(925作)を取得して集計した。登録の資格が公開の10年後に生じることは、同館の案内ページの記載で確認している。
集計日 / 主観性
2026-08-04。恐怖の発明を最も重く見るのは、一度作られた怖がらせ方を以後の全員が使い回すジャンルだという編集判断。完全同点は無く、1位サイコ(8.90)と2位エクソシスト(8.70)は0.20差。
評価レンズを切り替える ― 重みを変えると順位が動きます(同じ証拠・同じ採点で再計算)

総合ランキング

★ 初回集計(First Edition)

通説に対する発見

総合1位『サイコ』(8.90)は、4つのレンズのどれでも1位になりません。見せない設計2位、音の設計2位、記録との距離2位、恐怖の因果6位。1位を取るのは、レンズを張っていない2軸(仕上げの精度9・恐怖の発明10)のほうです。突出ではなく、穴が無いことで立っている。
制度が1本のホラーを保存対象に選ぶまでに、平均45.5年かかっています。米国議会図書館の登録簿925作のうち本稿に入る22作について、公開年から登録年までを数えた結果です。最長は『透明人間』の75年(1933→2008)、最短は『羊たちの沈黙』の20年(1991→2011)。『遊星からの物体X』(1982)は公開時に「即席のがらくた」と評され、興行も1982年の公開作品中42位でした。その43年後の2025年に登録されています。公開当時の評判は、作品の設計を測っていません。
その登録簿には、24年ぶんの空白があります。925作を数えると、1992年から2015年までに公開されたホラーは1本もありません。登録の資格は公開の10年後に生じるため、2015年までの作品はすでに全部が選定の対象になっていました。本稿の母集団でいえば『スクリーム』(1996)も『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』(1999)も『死霊館』(2013)も、資格を得たうえで選ばれていない。これは「新しいホラーが弱い」ことの証明ではなく、評価には時間がかかることの証明です。だから本稿は直近作の「恐怖の発明」を抑えています。
「呪い」は、作品の出来と関係がありません。本稿で「呪われた撮影」として語られる3作の総合順位は、2位・42位・44位でばらばらです。そして記録に残る負傷は、呪いと呼ばれない作品にもあります——『フランケンシュタインの花嫁』では1935年1月2日にボリス・カーロフが股関節を骨折し、『鳥』では主演が事前の説明なく生きた鳥に置き換えられて顔に切り傷を負いました。どちらも呪いとは呼ばれていません。差は事故の有無ではなく、宣伝がそう呼んだかどうかです。『エクソシスト』については、呪いの語りをスタジオが宣伝目的で広めたという指摘が記録に残っており、原作者自身が「1年間撮影すれば、人は怪我をするし、人は死ぬ」と述べています。
「実話に基づく」と名乗った作品ほど、記録との距離は遠くなりました。本稿で名乗ったのは3作で、記録との距離レンズではそれぞれ32位・37位・44位です。逆に同レンズの1位は、名乗る必要がなかった『フリークス』(1932)でした——出演した人々は異形を演じたのではなく、実際に見世物興行で生きていた芸人だったからです。その『フリークス』は総合では33位で、レンズ1位との差は32。本稿で最大の振れ幅です。英国は1932年にこの映画を禁じ、解禁は1963年8月。製作側は監督の同意なく90分を64分に切りました。それでも1994年に米国議会図書館が保存対象に選び、いま英国の同じ機関はこれを12区分として扱っています。いちばん拒絶された作品が、いちばん残りました。

重みを変えると変わる景色(サブビュー)

レンズ1位大きく動く対象見え方
総合バランス(デフォルト)サイコ 8.90エクソシスト(2位・8.70)とは0.20差/ローズマリーの赤ちゃん(3位・8.55)・ジョーズ(4位・8.47)・エイリアン(5位・8.46)が続く6軸バランスで怖がらせ方の設計を測る
見せない設計重視たたり 9.20サイコ(2位・8.92)・ローズマリーの赤ちゃん(3位・8.76)が続く/透明人間が32→13位、ブレア・ウィッチ・プロジェクトが34→15位へ浮上恐怖の対象を画面に出さずにいられるか
音の設計重視エクソシスト 9.36サイコ(2位・8.92)・鳥(3位・8.80)が続く/サスペリアが36→11位へ浮上し、フリークスは44位で最下位音楽・環境音・無音の配置
恐怖の因果重視ローズマリーの赤ちゃん 9.28羊たちの沈黙(2位・8.68)・遊星からの物体X(3位・8.52)が続く/ザ・フライが31→13位へ浮上し、呪怨は43位恐怖が人物の選択とその結果から出ているか
記録との距離重視フリークス 8.56サイコ(2位・8.40)・怪談(3位・8.00)が続く/血を吸うカメラが20→7位へ浮上し、死霊館は44位で最下位記録との距離を作品自身が引き受けているか

議論の余地・限界

各軸0〜10点は筆者の評価であり、事実ではありません。確認できた事実は、公開年・監督・脚本・音楽の担当・検閲や上映禁止の記録・保存対象への登録までで、そこから先の「見せない設計が効いているか」「因果が通っているか」は編集判断です。出典欄には事実の参照先だけを載せており、スコアの出典はありません(それが存在しないからです)。

母集団が全数ではないこと(本稿最大の限界): ホラー映画は数千本あり、本稿はそのうち44作を編集で選んでいます。骨格には米国議会図書館の登録簿という外部の名簿を使いましたが、残る22作の選定は筆者の判断です。別の44作を選べば順位は変わります。ホラーとして扱うかどうかの線引き(『ジョーズ』『羊たちの沈黙』を入れ、『キング・コング』を入れなかった)も編集判断で、他の引き方もありえます。

軸の構造的な偏りについて: 「音の設計」に16%を割り当てているため、無声作品2作(吸血鬼ノスフェラトゥ・オペラの怪人)は構造的に下がります。また「見せない設計」に19%を割り当てているため、見せることを設計の中心に置いた作品(サスペリア・遊星からの物体X・ザ・フライ・死霊のはらわた)も下がります。これは「見せる設計が劣る」という主張ではなく、本稿がその軸を置いたというだけのことです。

発見⑤には定義上の循環が一部含まれます: 「記録との距離」の軸は、実話を名乗った作品の名乗り方を採点対象にしています。したがって「名乗った作品ほど同レンズで下になる」ことの一部は、軸の定義から出る帰結です。これを承知のうえで開示しています。なお名乗った作品は3作しかなく、この数で一般化はできません。「呪い」が語られる作品も3作です。

保存対象への登録について: 米国議会図書館の登録簿はアメリカ映画に限られ、登録の資格は公開の10年後に生じます。したがって『吸血鬼ノスフェラトゥ』『怪談』『リング』などが登録されていないことは、作品の評価とはまったく関係がありません。本稿は登録の有無を採点に使っておらず、制度が評価に要する時間を測るためだけに使っています。

本文に書かなかったこと: 興行収入と製作費の作品間の比較は、1922年から2018年までの金額をインフレ調整なしに並べられず、調整方法の選択が結論を変えるため行っていません(個別の予算は、それが設計に直接効いた場合だけカードに書いています)。上映時間は版によって異なる作品が多いため使っていません。『ウィッカーマン』の動物の扱いは、主演と監督の証言が食い違っているため、どちらとも決めていません。

関連

出典

  1. 『サイコ』の公開年・監督・脚本・予算・検閲とのやり取り・公開時評価の二極化と後年の修正評価。 https://en.wikipedia.org/wiki/Psycho_(1960_film)
  2. シャワー場面について、ヒッチコックが当初モーテルの場面すべてに音楽を付けない方針だったこと、ハーマンが独自にスコアを書いて方針を覆させたこと、「効果の33%は音楽による」という後年の発言、撮影技法。 https://en.wikipedia.org/wiki/Psycho_shower_scene
  3. 『エクソシスト』が史上初のアカデミー賞作品賞候補ホラーであること、録音賞受賞、撮影中の負傷とセット火災の記録、「呪い」の語りをスタジオが宣伝目的で広めたという指摘、原作者の発言、撮影日数。 https://en.wikipedia.org/wiki/The_Exorcist
  4. 『エクソシスト』の原作が着想を得たとされる1949年の事例の記録。 https://en.wikipedia.org/wiki/Roland_Doe
  5. 『ローズマリーの赤ちゃん』の監督・脚本・原作・予算超過とテイク数・音楽・1968年公開・2014年の登録。 https://en.wikipedia.org/wiki/Rosemary%27s_Baby_(film)
  6. 『ジョーズ』の機械仕掛けの鮫の故障の記録、スピルバーグ自身の発言(「1日12時間のうち撮影できたのは平均4時間」「鮫が動かないことは天の恵みだった」)、撮影日数55日→159日、ジョン・ウィリアムズの主題。 https://en.wikipedia.org/wiki/Jaws_(film)
  7. 『エイリアン』の監督・脚本・H・R・ギーガーによる設計・予算の推移・現場に看護師が待機していた記録・2002年の登録。 https://en.wikipedia.org/wiki/Alien_(film)
  8. 『たたり』が怪異を画面に出さない決定を制作準備の早い段階で下したこと、原作者シャーリイ・ジャクスンの反応、音響班が空き家で1週間かけて音を作り低周波を含めたこと、予算。 https://en.wikipedia.org/wiki/The_Haunting_(1963_film)
  9. 『羊たちの沈黙』のアカデミー賞主要5部門受賞、予算、英国での区分変更(2017年に18から15へ)、着想源とされる実在事件。 https://en.wikipedia.org/wiki/The_Silence_of_the_Lambs_(film)
  10. 『リング』の監督・脚本・原作小説、1995年のテレビ版との関係、制作期間と撮影5週間、呪いのビデオ映像を35mmフィルムの加工で作ったこと、2002年の米国版リメイク。 https://en.wikipedia.org/wiki/Ring_(1998_film)
  11. 『シャイニング』の監督・脚本・撮影期間(1978年5月〜1979年4月)・階段場面のテイク数・音楽と既成曲の選曲・2018年の登録。 https://en.wikipedia.org/wiki/The_Shining_(film)
  12. 『遊星からの物体X』の製作費1500万ドルに対する興行収入1960万ドルと1982年公開作品中42位という成績、公開時の酷評の具体的な文言、2025年の登録、撮影監督の画面設計、特殊効果担当の入院。 https://en.wikipedia.org/wiki/The_Thing_(1982_film)
  13. 『ハロウィン』の公開日・監督・脚本、予算と撮影日数、仮面が1ドル98セントの既製品の加工であること、カーペンター自身が3日で音楽を作ったこと、2006年の登録。 https://en.wikipedia.org/wiki/Halloween_(1978_film)
  14. 『回転』の監督・脚本(カポーティの参加)・原作・撮影監督フレディ・フランシスの照明と深い被写界深度・ダフネ・オーラムの電子音響が当時クレジットされなかったこと。 https://en.wikipedia.org/wiki/The_Innocents_(1961_film)
  15. 『赤い影』の監督・原作・編集の構成・赤の使い方の変更・性愛場面をめぐる論争と9フレームのカット・後年の評価の上方修正。 https://en.wikipedia.org/wiki/Don%27t_Look_Now
  16. 『悪魔のいけにえ』の冒頭ナレーションが実話を装う文言であることとそれが事実でないこと、英国で1975年3月12日に公開が拒否され1999年3月16日に無修正で通ったこと、16mm撮影と撮影環境、2024年の登録。 https://en.wikipedia.org/wiki/The_Texas_Chain_Saw_Massacre
  17. 『怪談』の初公開と一般公開の日付、監督・脚本・音楽、原作である小泉八雲の4作品、飛行機格納庫を改造した撮影、予算の膨張と製作会社の経営破綻、カンヌ審査員特別賞とアカデミー賞外国語映画賞候補。 https://en.wikipedia.org/wiki/Kwaidan_(film)
  18. 『ゲット・アウト』がジョーダン・ピールの監督第1作であること、第90回アカデミー賞脚本賞の受賞、製作費450万ドルと世界興行2億5990万ドル。 https://en.wikipedia.org/wiki/Get_Out
  19. 『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』の予算と35mm白黒撮影、配給側が題名変更の際に著作権表示を削除したことでパブリックドメインになった経緯、1999年の登録。 https://en.wikipedia.org/wiki/Night_of_the_Living_Dead
  20. 『ウィッカーマン』の監督・脚本・音楽、製作側の判断で約20分が切られ監督のオリジナル版が失われたとされること、ネガの所在をめぐる逸話、動物の扱いについて主演と監督の証言が食い違うこと。 https://en.wikipedia.org/wiki/The_Wicker_Man
  21. 『キャリー』の監督・脚本・原作、予算、最後の場面で主演が実際に土に埋められて撮影されたこと、2022年の登録。 https://en.wikipedia.org/wiki/Carrie_(1976_film)
  22. 『血を吸うカメラ』の監督・脚本・予算、公開時の英国での批評が監督の経歴を事実上終わらせたこと、フィンランドで1981年まで上映が禁じられたこと、1978年にスコセッシが5,000ドルを出して配給を再開させたこと。 https://en.wikipedia.org/wiki/Peeping_Tom_(1960_film)
  23. 『キャット・ピープル』の監督・製作者・予算、猫を影と音で示す方針、編集者が確立した音による緊張の断ち切り、セットの再利用、1993年の登録。 https://en.wikipedia.org/wiki/Cat_People_(1942_film)
  24. 『悪魔のような女』の監督・原作、結末を明かさないよう求める終幕の字幕、米国で上映開始後の入場を断る劇場が現れたこと、ヒッチコックが『めまい』の製作中に繰り返し上映したこと。 https://en.wikipedia.org/wiki/Les_Diaboliques_(film)
  25. 『鳥』でヒッチコックが従来型の劇伴音楽を使わない判断をしたこと、ミクスチュール・トラウトニウムによる電子音の制作者、ハーマンが音響顧問としてクレジットされたこと、効果ショット370、2016年の登録。 https://en.wikipedia.org/wiki/The_Birds_(film)
  26. 『ヘレディタリー/継承』がアリ・アスターの監督第1作であること、製作費1千万ドルと世界興行9千万ドル、音楽の担当。 https://en.wikipedia.org/wiki/Hereditary_(film)
  27. 『鬼婆』の監督・脚本、着想源とされる仏教系の説話、印旛沼のススキ原での約3か月の撮影、音楽、英国での検閲機関への申請が最初に却下されたこと。 https://en.wikipedia.org/wiki/Onibaba_(film)
  28. 『ボディ・スナッチャー/恐怖の街』の監督・原作・予算、寓意をめぐる解釈の対立、スタジオの要求で枠物語が追加され監督が不満を述べたこと、1994年の登録。 https://en.wikipedia.org/wiki/Invasion_of_the_Body_Snatchers
  29. 『吸血鬼ノスフェラトゥ』の公開日・監督・脚本、無許可の映画化として提訴され裁判所が全複製の破棄を命じたこと、日光で吸血鬼が死ぬ規則が本作の発明とされること、1922年初演時のスコア。 https://en.wikipedia.org/wiki/Nosferatu
  30. 『フランケンシュタイン』の公開日・監督・特殊メイク、州ごとの削除とカンザス州が32場面の削除を求めたこと、アイルランド自由国での禁止と解除の日付、1991年の登録。 https://en.wikipedia.org/wiki/Frankenstein_(1931_film)
  31. 『エルム街の悪夢』の公開日・監督・脚本、着想源としてクレイヴンが挙げたロサンゼルス・タイムズの報道、予算の推移、レイティング取得のためのカット、2021年の登録。 https://en.wikipedia.org/wiki/A_Nightmare_on_Elm_Street_(1984_film)
  32. 『回路』の監督・脚本、原作のない書き下ろしであること、2001年カンヌ国際映画祭ある視点部門での国際映画批評家連盟賞受賞、2006年の米国版リメイク。 https://en.wikipedia.org/wiki/Pulse_(2001_film)
  33. 『ザ・フライ』の公開・監督、変身を7段階として設計した特殊メイクと制作期間、試写後に共感を保つため場面が削られたこと。 https://en.wikipedia.org/wiki/The_Fly_(1986_film)
  34. 『透明人間』の公開日・監督・原作、合成技法と約4,000フィートのフィルムを1コマずつ修正した作業、特殊効果に要した追加期間、2008年の登録。 https://en.wikipedia.org/wiki/The_Invisible_Man_(1933_film)
  35. 『フリークス』の公開日・監督、出演者が実際の見世物興行の芸人だったこと、撮影所で別のテントに隔離された記録、90分から64分への短縮、英国で1932年に禁止され1963年8月に解禁されたこと、1994年の登録。 https://en.wikipedia.org/wiki/Freaks_(1932_film)
  36. 『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』の宣伝(ニュース報道の体裁の公式サイト、行方不明の貼り紙、映画データベースでの「行方不明・死亡と推定」の記載、公開直前のモキュメンタリー放送)、8日間の撮影と素材量、出演者が実名で出たことと2014年のヘザー・ドナヒューの発言。 https://en.wikipedia.org/wiki/The_Blair_Witch_Project
  37. 『フランケンシュタインの花嫁』の公開日・監督、1935年1月2日にボリス・カーロフがゴム製スーツ着用中に股関節を骨折したこと、作曲家への「解決しないスコアを」という指示、検閲官の修正要求、1998年の登録。 https://en.wikipedia.org/wiki/Bride_of_Frankenstein
  38. 『サスペリア』の公開・監督・音楽、スコアが撮影前に作られたこと、テクニカラー染色転写方式とローマに残る最後の現像機、共同脚本の逸話を監督が後に作り話だったと述べたこと、米国公開時の8分のカット。 https://en.wikipedia.org/wiki/Suspiria
  39. 『スクリーム』の公開・監督・脚本、脚本家が実在事件の記録番組から着想を得たと述べていること、仮面が既製品であること、当初のNC-17指定とR指定取得のためのカット。 https://en.wikipedia.org/wiki/Scream_(1996_film)
  40. 劇場版『呪怨』の公開年と、日本国内の一般公開日について日本語版と英語版で記載が食い違うこと、2000年発売のビデオ作品2本の続きにあたること、監督自身による2004年の米国版。 https://en.wikipedia.org/wiki/Ju-on:_The_Grudge
  41. 『魔人ドラキュラ』の公開・監督、新規スコアの費用を避けたため専用音楽が無く本編の大部分が音楽なしで進むこと、1936年再上映時のプロダクション・コードによる改変、撮影日数と予算、2000年の登録。 https://en.wikipedia.org/wiki/Dracula_(1931_English-language_film)
  42. 『オペラの怪人』(1925)の公開・専用ステージの建造・編集での短縮要求・1929年の音声版での台詞の割り振り・1998年の登録。 https://en.wikipedia.org/wiki/The_Phantom_of_the_Opera_(1925_film)
  43. 『死霊館』が宣伝で繰り返し「実話に基づく」と打ち出したこと、公開直前に実在の一家が予告編と番組に登場したこと、素材になった1971年ロードアイランドの事案、製作費2千万ドルと世界興行3億1800万ドル超、2015年に家の当時の所有者が監督と製作会社を提訴したこと。 https://en.wikipedia.org/wiki/The_Conjuring
  44. 『ポルターガイスト』の公開・監督・脚本・予算、レイティングの変更、「呪い」という語りについて誰がいつ作ったか特定できないこと。 https://en.wikipedia.org/wiki/Poltergeist_(1982_film)
  45. ドミニク・ダンの死去(1982年10月30日に襲われ、11月4日に死亡)についての記録。 https://en.wikipedia.org/wiki/Dominique_Dunne
  46. ヘザー・オルークの死去(1988年2月1日・先天性の腸の狭窄に敗血症性ショックを伴う)についての記録。 https://en.wikipedia.org/wiki/Heather_O%27Rourke
  47. 『死霊のはらわた』の予算と撮影期間、ドーリーを買えず自作の装置で移動撮影を作ったこと、英国での49秒のカットとX区分、1984年のビデオ・ナスティ指定、1990年の追加66秒カット、2000年の無修正解禁。 https://en.wikipedia.org/wiki/The_Evil_Dead
  48. 『オーメン』の公開・監督・音楽(アカデミー作曲賞受賞)・予算・撮影期間。この項目には撮影中の事故についても「呪い」についても記述が無いこと。 https://en.wikipedia.org/wiki/The_Omen
  49. 特殊効果担当ジョン・リチャードソンが1976年8月13日にオランダで自動車事故に遭い恋人が亡くなったこと、およびその事故が別の映画の制作中に起きたものとして記録されていること。 https://en.wikipedia.org/wiki/John_Richardson_(special_effects_designer)
  50. 米国議会図書館 National Film Registry の登録全作リスト(925作)。本稿の登録年・登録の有無・登録までの年数は、すべてこのリストを取得して集計した。 https://www.loc.gov/programs/national-film-preservation-board/film-registry/complete-national-film-registry-listing/
  51. 同登録簿が毎年25作を選ぶこと、対象がアメリカ映画であること、および「2016年公開作品が今年から対象」という記載(=登録の資格は公開の10年後に生じる)。 https://www.loc.gov/programs/national-film-preservation-board/film-registry/
  52. 英国映画等級審査機構(BBFC)による『フリークス』(1932)のケーススタディと現行の区分(12・「moderate threat, discrimination」)。かつて同機構が上映を禁じた作品の、現在の扱い。 https://www.bbfc.co.uk/case-studies/freaks
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