Ranking Lab ― 計測する編集室
編集リサーチ・ランキング

世界の映画監督ランキング
― 二つの投票が食い違う43組を、6つの物差しで採点

「世界の映画監督ランキング」は、たいてい誰が決めたのか分かりません。そこで筆者は、決めた人が分かっている名簿から始めました。英国映画協会が2022年に集計した批評家1,639人の投票、その掲載264本です。この264本に2本以上を入れ、なおかつ最高順位が100位以内——この条件だけで機械的に絞ると44人が残り、掲載6本すべてが共同名義のパウエルとプレスバーガーを1組と数えて43組になります。人選はしていません。ところが同じ2022年、同じ協会は監督480人にも同じ質問をしていました。二つの名簿は一致しません。43組のうち9人は、監督投票の名簿に1本も入っていません。批評家が15位に置いたジョン・フォードは監督投票で72位、批評家6位のキューブリックは監督投票では1位です。だから本稿は、票を評価軸に入れませんでした。票は母集団を決めるためだけに使い、順位は6つの物差しで付けています——映画の文法を増やしたか。時間の切り方が固有の方法になっているか。現実が実物として残ったか。俳優から何を引き出したか。誰の金で撮ったか。他国の作り手に実際に使われたか。総合1位は黒澤明(8.61)でした。ただし2位ジャン=リュック・ゴダール(8.60)との差は0.01です。この精度で首位が決まったとは、筆者は考えていません。物差しを変えれば王様は替わります(下のレンズで試せます)。

このランキングの作り方(方法論)

「世界でいちばんの映画監督は誰か」を一言で決めないために、6つの独立した評価軸に分けて重みを付けて合成しました(total = Σ(軸点×重み)/100)。投票の順位・得票数、受賞の数、興行成績、作品の本数、知名度は評価軸に含めていません。投票は母集団を決めるためだけに使い、順位には一切反映していません。各軸の点は、監督ごとに英語版・日本語版ウィキペディアの本文から抜き出した事実だけを材料に付けています。抜き出しの工程では、事実1件につき本文からの40字以上の逐語引用を義務づけ、その引用が元の本文の部分文字列であることを機械的に検査しました(687件・不一致0)。材料が見つからなかった軸は埋めずに低いまま置いています

評価軸内容重み
形式の発明映画の文法そのものを増やしたか。後の作り手が名前を付けて使う技法・形式を残したか19%
時間の切り方上映時間・省略・反復・順序。時間の扱いがその人固有の方法になっているか16%
現実の記録その国・その時代の現実が、作り物ではなく実物として画面に残ったか14%
俳優の使い方俳優から何を引き出したか。常連の集団を作ったか、非職業俳優を使ったか14%
製作の自立誰の金で、誰の許可で撮ったか。産業の外側に立てたか17%
国境の越え方言語・産業・ジャンルを越えて、他国の作り手に実際に使われたか20%
正規化ルール
投票の順位・得票数を評価軸に含めない(票は母集団を決めるためだけに使う)。受賞の数・興行成績・作品の本数・知名度も含めない。掲載作が1922年から2021年までの100年をまたぐため、技術の進歩そのものを加点しない(トーキーだから、カラーだから、デジタルだからという理由で点を動かさない)。「国境の越え方」は他国の作り手に実際に使われたかで測るため射程を要する。掲載作の最も古いものが1990年以降である監督には時代補正フラグを付けた(タル・ベーラ、ウォン・カーウァイ、アピチャートポン・ウィーラセータクン、エドワード・ヤン、クレール・ドニ、セリーヌ・シアマの6組)。この規則は機械的に判定しており、筆者の裁量は入っていない。存命の監督は仕事がまだ終わっていない。この不利は取り除けないので、消さずに開示して残す。
対象・単位
英国映画協会(British Film Institute)が発行する Sight and Sound 誌が2022年に集計した批評家投票「The Greatest Films of All Time」の掲載264本を材料に、①掲載264本に2本以上を入れており、②その最高順位が100位以内である監督だけを機械的に抽出した44人。うちマイケル・パウエルとエメリック・プレスバーガーは掲載6本すべてが共同名義のため1組として扱い、43組を対象とする。単位=監督(または共同名義の監督組)。1組=1エントリ。編集による人選をしていない。筆者が入れたい監督を足すことも、外したい監督を引くこともしていない。この43組が掲載264本のうち133本を占め、100位以内の100本のうち74本を占める。掲載2本以上を持ちながら最高順位が101位以下だったために外れた監督が16人いる(ハワード・ホークス、ルイス・ブニュエル、侯孝賢、スティーヴン・スピルバーグ、ジョン・カサヴェテス、ルクレシア・マルテル、テレンス・マリック、アラン・レネ、エルンスト・ルビッチ、ニコラス・レイ、ジャック・ドゥミ、ポール・トーマス・アンダーソン、デヴィッド・リーン、メッド・ホンド、ヴィム・ヴェンダース、デヴィッド・クローネンバーグ)。1本だけを入れた監督は構造的に対象外になる。この線引きが本稿の最大の恣意である。
データソース
投票の集計は、英国映画協会の2ページを自分で取得して解析した(批評家投票264件・監督投票104件)。順位・掲載本数・両投票の食い違いは、この2つの表から機械的に数えている。監督ごとの事実は、44人分の英語版・日本語版ウィキペディア本文をローカルに保存し、そこからのみ抽出した。抽出した事実687件すべてに本文からの逐語引用を付け、引用が元本文の部分文字列であることを機械検査している(不一致0)。日本語表記・邦題・中国語表記は各言語版の項目名から機械取得しており、筆者が音写を作っていない。日本語版の項目が無い作品には邦題を作らず、原題のまま書いた。
集計日 / 主観性
2026-08-05。「国境の越え方」を最も重く見るのは、他人が実際に使ったかどうかが仕事の強さの証拠になるという編集判断。完全同点は無いが、1位黒澤明(8.61)と2位ゴダール(8.60)の差は0.01、5位までが0.15の中に収まる。この上位は、順序が決まったというより並んでいると読むのが正しい。
評価レンズを切り替える ― 重みを変えると順位が動きます(同じ証拠・同じ採点で再計算)

総合ランキング

★ 初回集計(First Edition)

通説に対する発見

1位と2位の差は0.01です。黒澤明(8.61)、ジャン=リュック・ゴダール(8.60)、アッバス・キアロスタミ(8.58)、溝口健二(8.55)、クリス・マルケル(8.46)——上位5組が0.15の幅に収まっています。筆者はこれを「1位が決まった」とは読みません。日本・フランス・イラン・日本・フランスの5人が並んでいる、と読みます。
本稿4位の溝口健二は、監督480人の投票に1本も入っていません。批評家投票でも最高75位です。逆に、批評家が2位に置いたヒッチコックは本稿8位、批評家1位のアケルマンは20位、監督投票1位のキューブリックは24位。票が作る順位と、仕事の中身が作る順位は、別のものを測っています。
監督投票に1本も入っていない9人(溝口健二・ロッセリーニ・フリッツ・ラング・宮崎駿・リヴェット・キートン・シアマ・サーク・オフュルス)は、一枚岩ではありません。本稿では溝口4位・ロッセリーニ9位と2人が上位に来る一方、残り7人は31位以下です。「監督が選ばない」ことは、それ自体では何の評価にもなっていません。
総合1位の黒澤明は、4つのレンズのどれでも1位になりません。形式4位・時間6位・記録21位・製作11位。彼が単独で頂点を取るのは、レンズを張っていない「国境の越え方」だけです。『荒野の用心棒』が『用心棒』の無許可リメイクとして訴訟になり、『隠し砦の三悪人』が『スター・ウォーズ』につながった——この2件は、43組の中でも記録の残り方が突出しています。
最大の振れ幅はジャック・リヴェットで、総合33位から時間レンズ10位まで23の開きがあります。『アウト・ワン』の上映時間は12時間40分。物差しを1本に絞ると、順位表はここまで動きます。

重みを変えると変わる景色(サブビュー)

レンズ1位大きく動く対象見え方
総合バランス(デフォルト)黒澤明 8.61ジャン=リュック・ゴダール(2位・8.60)とは0.01差/アッバス・キアロスタミ(3位・8.58)・溝口健二(4位・8.55)・クリス・マルケル(5位・8.46)が続く6軸バランスで監督の仕事を測る
形式の発明重視で見るジャン=リュック・ゴダール 9.28アルフレッド・ヒッチコックが8→2位(9.04)、F・W・ムルナウが22→3位(8.80)。黒澤明は1→4位(8.76)映画の文法を増やしたか
時間の切り方重視で見るクリス・マルケル 9.20アンドレイ・タルコフスキーが13→2位(8.96)、タル・ベーラが18→3位(8.96)。ジャック・リヴェットが33→10位(8.56)時間の扱いが固有の方法か
現実の記録重視で見るアッバス・キアロスタミ 9.36ロベルト・ロッセリーニが9→2位(9.12)、ジャン・ルノワールが12→3位(9.04)。黒澤明は1→21位(7.20)現実が実物として残ったか
製作の自立重視で見るチャールズ・チャップリン 9.12サタジット・レイが11→2位(9.04)、フランシス・フォード・コッポラが14→3位(8.96)。スタンリー・キューブリックが24→4位(8.80)誰の金で撮ったか

議論の余地・限界

各軸0〜10点は筆者の評価であり、事実ではありません。出典が支えるのは生没年・国籍・公開年・製作会社・資金の出どころ・技法の名称・リメイクや影響の記録までで、そこから先の「文法を増やしたか」「時間の扱いが固有か」は編集判断です。出典欄には事実の参照先だけを載せており、スコアの出典はありません(存在しないからです)。
母集団の線引きが最大の限界です。「掲載2本以上かつ最高100位以内」という規則は外部の投票結果から機械的に引きましたが、規則そのものは筆者が選びました。1本の傑作しか残さなかった監督は構造的に入りません。掲載2本以上を持ちながら最高順位が101位以下だった16人も外れています。
母集団の元になった投票の偏りを、そのまま引き継いでいます。英語圏と欧米の批評家が多数を占め、現存するプリントのある作品が有利になる投票です。本稿はその偏りを補正していません。
事実の量がそのまま点になる構造的な偏りがあります。本稿の材料はウィキペディアの記述で、記事が厚い監督ほど材料が多く、材料の無い軸は低いまま置きました。43位のビクトル・エリセが最下位なのは作品の否定ではなく、確認できた事実が少なかったためです。同じ理由で、クレール・ドニの「製作の自立」とマックス・オフュルスの3軸は低く据え置いています。
存命の監督と、キャリアの新しい監督が不利です。「国境の越え方」は他人に使われるまでの時間を要するためで、掲載作の最も古いものが1990年以降の6組には時代補正フラグを付けましたが、点の底上げはしていません。
筆者は同じ月に黒澤明単独のランキングも書いており、その1位が本稿でも1位になりました。この利益相反を消すことはできないので、開示します。読者が疑うべき数字として、黒澤の「現実の記録」を6点に置いた判断を挙げておきます(作り込みの精度は、現実が実物として写ることとは別だと考えました)。2位との差が0.01である以上、この1件の判断だけで首位は入れ替わります。

関連

出典

  1. 母集団の定義に用いた投票。英国映画協会 Sight and Sound の2022年批評家投票「The Greatest Films of All Time」。1952年に始まり10年ごとに行われる第8回で、批評家・プログラマー・キュレーター・アーキビスト・研究者1,639人が各自10本を投票した。本稿は掲載264件を自分で取得して集計し、100位以内が100件であること、掲載2本以上かつ最高100位以内の監督が44人(共同名義のパウエルとプレスバーガーを1組として43組)であることを確認した。 https://www.bfi.org.uk/sight-and-sound/greatest-films-all-time
  2. 同じ2022年に同じ英国映画協会が行った監督投票「Directors' 100 Greatest Films of All Time」。1992年は101人、2012年は358人、2022年は第4回として480人の監督が投票した。本稿は掲載104件を取得して集計し、43組のうち9人がこの名簿に1本も入っていないこと、批評家投票と監督投票の上位10位に共通するのが6本であることを確認した。 https://www.bfi.org.uk/sight-and-sound/directors-100-greatest-films-all-time
  3. 黒澤明の生没年・国籍と、アクシャル・カットとワイプ、マルチカム撮影法と『赤ひげ』の5カメラ8分の長回し、三船敏郎との16本、1959年の黒澤プロダクション設立、『乱』のセルジュ・シルベルマン出資、『荒野の用心棒』の無許可リメイクと訴訟、『スター・ウォーズ』への影響。日本語表記と邦題は日本語版から取得した。 https://en.wikipedia.org/wiki/Akira_Kurosawa https://ja.wikipedia.org/wiki/黒澤明
  4. ジャン=リュック・ゴダールの生没年・国籍と、『勝手にしやがれ』のジャンプカットと手持ち・自然光・同時録音、『ウイークエンド』の8分間のトラッキングショット、コロンビア映画の10万ドルと創作上の裁量、1964年のアヌーシュカ・フィルム設立、タランティーノの製作会社名の由来。日本語表記と邦題は日本語版から取得した。 https://en.wikipedia.org/wiki/Jean-Luc_Godard https://ja.wikipedia.org/wiki/ジャン=リュック・ゴダール
  5. アッバス・キアロスタミの生没年・国籍と、『クローズアップ』の一部ドキュメンタリー手法、ウガンダでの国連の依頼によるドキュメンタリー、素人役者の起用、『風が吹くまま』で姿を見せない登場人物、『five』の5つの長回し、カヌーンの映画制作部門、日本でのクラウドファンディング。日本語表記と邦題は日本語版から取得した。 https://en.wikipedia.org/wiki/Abbas_Kiarostami https://ja.wikipedia.org/wiki/アッバス・キアロスタミ
  6. 溝口健二の生没年・国籍と、ワンシーン・ワンショットとロングショット主体の撮影、『残菊物語』の5分以上の長回し、関東大震災後の実況フィルム、溝口組と梅村蓉子・浦辺粂子の16本、1934年の第一映画社創立、ヴェネツィア3年連続受賞と彼を敬愛した各国の監督。日本語表記と邦題は日本語版から取得した。 https://en.wikipedia.org/wiki/Kenji_Mizoguchi https://ja.wikipedia.org/wiki/溝口健二
  7. クリス・マルケルの生没年・国籍と、『ラ・ジュテ』が静止写真だけで構成されること、『シベリアからの手紙』の同一映像+3種のナレーション、『美しき五月』の街頭インタビュー55時間、『Cuba Sí!』のカストロ取材、『乱』の撮影記録『A.K.』、押井守・ギリアム・ノーランへの影響。日本語表記と邦題は日本語版から取得した。 https://en.wikipedia.org/wiki/Chris_Marker https://ja.wikipedia.org/wiki/クリス・マルケル
  8. アニエス・ヴァルダの生没年・国籍と、ロケーション撮影と非職業俳優の起用、『ラ・ポワント・クールト』のプロ2人と現地住民、『ダゲール街のひとびと』、『冬の旅』の47エピソードとヴェネツィア金獅子賞、1977年のシネ・タマリス設立。日本語表記と邦題は日本語版から取得した。 https://en.wikipedia.org/wiki/Agnès_Varda https://ja.wikipedia.org/wiki/アニエス・ヴァルダ
  9. チャールズ・チャップリンの生没年・国籍と、1919年のユナイテッド・アーティスツ共同設立と自作の完全管理、私財による製作、『移民』の4万フィート、ペーソスの手法、専属俳優陣の編成、スイスへの定住。日本語表記と邦題は日本語版から取得した。 https://en.wikipedia.org/wiki/Charlie_Chaplin https://ja.wikipedia.org/wiki/チャールズ・チャップリン
  10. アルフレッド・ヒッチコックの生没年・国籍と、『めまい』のドリーズーム、『ロープ』の10テイクの内訳、俳優を素材と見なす演出、トランスアトランティック・ピクチャーズ設立、『サイコ』の権利とMCA株15万株の交換、カイエ出身監督への影響。日本語表記と邦題は日本語版から取得した。 https://en.wikipedia.org/wiki/Alfred_Hitchcock https://ja.wikipedia.org/wiki/アルフレッド・ヒッチコック
  11. ロベルト・ロッセリーニの生没年・国籍と、ネオレアリズモへの寄与、『ドイツ零年』のベルリンロケ、方言と衣装が実生活のまま映ること、職業俳優をたまにしか使わない理由、『無防備都市』の自己製作と闇市場のフィルム、ネルーの招きによる『インディア』。日本語表記と邦題は日本語版から取得した。 https://en.wikipedia.org/wiki/Roberto_Rossellini https://ja.wikipedia.org/wiki/ロベルト・ロッセリーニ
  12. ミケランジェロ・アントニオーニの生没年・国籍と、『女ともだち』の新しいスタイル、長回しの多用と『さすらいの二人』の7分間、『Gente del Po』、モニカ・ヴィッティの6本、カルロ・ポンティとの契約、記録映画『中国』への中国当局の非難。日本語表記と邦題は日本語版から取得した。 https://en.wikipedia.org/wiki/Michelangelo_Antonioni https://ja.wikipedia.org/wiki/ミケランジェロ・アントニオーニ
  13. サタジット・レイの生没年・国籍と、自身の貯金で始めた『大地のうた』の撮影と素人中心のキャスト、監督権を求める出資者の拒否、音楽形式になぞらえた物語構造、カメラ内で完結する撮影、タゴール生誕100年のドキュメンタリー、ヴェネツィア金獅子賞。日本語表記と邦題は日本語版から取得した。 https://en.wikipedia.org/wiki/Satyajit_Ray https://ja.wikipedia.org/wiki/サタジット・レイ
  14. ジャン・ルノワールの生没年・国籍と、『トニ』のロケ撮影と素人起用がネオレアリズモへ与えた影響、相続した絵画の売却による製作費、『ゲームの規則』の自己出資と自らのオクターヴ役、カトリーヌ・エスランの9本、『大いなる幻影』の上映禁止とアカデミー作品賞ノミネート。日本語表記と邦題は日本語版から取得した。 https://en.wikipedia.org/wiki/Jean_Renoir https://ja.wikipedia.org/wiki/ジャン・ルノワール
  15. アンドレイ・タルコフスキーの生没年・国籍と、「時間を彫刻すること」という映画理論、長回しとカット数を抑えた編集、『アンドレイ・ルブリョフ』の100万ルーブル超の予算、モスフィルム撤退とRAIの資金、1979年の出国と国外での最後の2作、『ストーカー』撮影地の化学物質。日本語表記と邦題は日本語版から取得した。 https://en.wikipedia.org/wiki/Andrei_Tarkovsky https://ja.wikipedia.org/wiki/アンドレイ・タルコフスキー
  16. フランシス・フォード・コッポラの生没年・国籍と、1969年11月19日のアメリカン・ゾエトロープ設立、2024年のワイナリー売却による『メガロポリス』完成、ナンバリング続編の慣習、『地獄の黙示録』の初のサウンド・デザイナー表記とフィリピン撮影、『影武者』への出資。日本語表記と邦題は日本語版から取得した。 https://en.wikipedia.org/wiki/Francis_Ford_Coppola https://ja.wikipedia.org/wiki/フランシス・フォード・コッポラ
  17. フェデリコ・フェリーニの生没年・国籍と、物語の制約から自由になろうとした発言、『アマルコルド』の円環構成と『8 1/2』の3層の時間、1956年5月1日に目撃した報道事件、マストロヤンニ起用の主張、アカデミー賞17回のノミネートと外国語映画賞4回の受賞。日本語表記と邦題は日本語版から取得した。 https://en.wikipedia.org/wiki/Federico_Fellini https://ja.wikipedia.org/wiki/フェデリコ・フェリーニ
  18. ジョン・フォードの生没年・国籍と、絵コンテを使わない画面構成、ロケーション撮影とワイドショット、ストック・カンパニー、『駅馬車』のナバホ族の雇用、アーゴシー・ピクチャーズとカメラ内編集による最終編集権、黒澤明の証言。日本語表記と邦題は日本語版から取得した。 https://en.wikipedia.org/wiki/John_Ford https://ja.wikipedia.org/wiki/ジョン・フォード
  19. イングマール・ベルイマンの生没年・国籍と、レパートリー・カンパニーと各5本以上の起用、後期のセリフの即興、資金調達で困らなかった証言と『叫びとささやき』45万ドル・『ある結婚の風景』20万ドル、フォーレ島での撮影、ミュンヘンへの亡命。日本語表記と邦題は日本語版から取得した。 https://en.wikipedia.org/wiki/Ingmar_Bergman https://ja.wikipedia.org/wiki/イングマール・ベルイマン
  20. タル・ベーラの生没年・国籍と、生没年(2026年1月6日没)、テレビ版『マクベス』の2ショット(5分と57分)、後期作品の6〜11分のショット、『ファミリー・ネスト』の6日間・非職業俳優・ドキュメンタリスト様式、サラエボの film.factory、東京国際映画祭の生涯功労賞。日本語表記と邦題は日本語版から取得した。 https://en.wikipedia.org/wiki/Béla_Tarr https://ja.wikipedia.org/wiki/タル・ベーラ
  21. 小津安二郎の生没年・国籍と、畳ショット、省略の手法、小津組と笠智衆25本・坂本武24本・斎藤達雄23本、1954年の松竹との専属契約非更新、ヴェンダースの「私の師匠」発言と『ベルリン・天使の詩』の献辞。日本語表記と邦題は日本語版から取得した。 https://en.wikipedia.org/wiki/Yasujirō_Ozu https://ja.wikipedia.org/wiki/小津安二郎
  22. シャンタル・アケルマンの生没年・国籍と、『ジャンヌ・ディエルマン』が家事を編集で短縮せず3時間になったこと、ロングテイクと構造主義的技法、『街をぶっとばせ』の製作費をダイヤモンド株の取引で調達したこと、自作への出演。日本語表記と邦題は日本語版から取得した。 https://en.wikipedia.org/wiki/Chantal_Akerman https://ja.wikipedia.org/wiki/シャンタル・アケルマン
  23. ロベール・ブレッソンの生没年・国籍と、出演者を「モデル」と呼び毎回その作品限りの素人を起用したこと、「シネマトグラフ」という総称、50年で長編13本という本数と資金調達の困難、『創世記』の頓挫、タルコフスキーらへの影響。日本語表記と邦題は日本語版から取得した。 https://en.wikipedia.org/wiki/Robert_Bresson https://ja.wikipedia.org/wiki/ロベール・ブレッソン
  24. F・W・ムルナウの生没年・国籍と、『最後の人』の主観的な視点のカメラとアンチェインド・カメラ技法、中間字幕を使わない語り、『吸血鬼ノスフェラトゥ』のロケ撮影、プラーナ・フィルム社の自己破産、1926年のハリウッド移住とフォックスでの3本。日本語表記と邦題は日本語版から取得した。 https://en.wikipedia.org/wiki/F._W._Murnau https://ja.wikipedia.org/wiki/F・W・ムルナウ
  25. オーソン・ウェルズの生没年・国籍と、ディープフォーカス撮影、マーキュリー劇場の俳優の起用、独立系としてロケ撮影だけで作品を作った先駆性、『偉大なるアンバーソン家の人々』から約50分が削除されたこと、『市民ケーン』のフランスでの再評価。日本語表記と邦題は日本語版から取得した。 https://en.wikipedia.org/wiki/Orson_Welles https://ja.wikipedia.org/wiki/オーソン・ウェルズ
  26. スタンリー・キューブリックの生没年・国籍と、自宅を拠点にした一元管理とほぼ完全な芸術的コントロール、1955年のハリス=キューブリック・ピクチャーズ設立、ワンポイント・パースペクティブ、『シャイニング』のステディカム、「遅い始まり」の発言、多いテイク数。日本語表記と邦題は日本語版から取得した。 https://en.wikipedia.org/wiki/Stanley_Kubrick https://ja.wikipedia.org/wiki/スタンリー・キューブリック
  27. ウォン・カーウァイの生没年・国籍と、ステップ・プリンティング、断片化した非直線の構成、『2046』の題名の由来、脚本なしの撮影と即興、トニー・レオンの7本、1シーン40テイク、1992年のジェット・トーン・フィルムズ設立。日本語表記と邦題は日本語版から取得した。 https://en.wikipedia.org/wiki/Wong_Kar-wai https://ja.wikipedia.org/wiki/ウォン・カーウァイ
  28. ビリー・ワイルダーの生没年・国籍と、『深夜の告白』が確立したフィルム・ノワールの様式、1945年の陸軍心理戦部でのドキュメンタリー、『サンセット大通り』の起用とレモンとの7本、フェランクス・プロダクションズ、トルエバの受賞スピーチ。日本語表記と邦題は日本語版から取得した。 https://en.wikipedia.org/wiki/Billy_Wilder https://ja.wikipedia.org/wiki/ビリー・ワイルダー
  29. デイヴィッド・リンチの生没年・国籍と、「Lynchian」という形容詞、『イレイザーヘッド』の資金源、『デューン』でファイナル・カットが無かったこと、『インランド・エンパイア』の3時間、『ストレイト・ストーリー』の実話、日本での『ツイン・ピークス』人気、スタジオカナルの700万ドル。日本語表記と邦題は日本語版から取得した。 https://en.wikipedia.org/wiki/David_Lynch https://ja.wikipedia.org/wiki/デイヴィッド・リンチ
  30. カール・テオドア・ドライヤーの生没年・国籍と、作品ごとにスタイルを変えたこと、『裁かるるジャンヌ』が実際の裁判記録に基づくこと、『怒りの日』の長いワンカット、『吸血鬼』の個人出資、専属契約の慣行から外れていたこと、ドイツ・スウェーデン・ノルウェーでの製作。日本語表記と邦題は日本語版から取得した。 https://en.wikipedia.org/wiki/Carl_Theodor_Dreyer https://ja.wikipedia.org/wiki/カール・テオドア・ドライヤー
  31. マーティン・スコセッシの生没年・国籍と、『ミーン・ストリート』で示された作風、『ウッドストック』での助監督兼編集、デ・ニーロ10本とディカプリオ6本、『最後の誘惑』の製作費をめぐるユニバーサルとの取引、『ディパーテッド』の原作。日本語表記と邦題は日本語版から取得した。 https://en.wikipedia.org/wiki/Martin_Scorsese https://ja.wikipedia.org/wiki/マーティン・スコセッシ
  32. アピチャートポン・ウィーラセータクンの生没年・国籍と、タイのスタジオシステムの外での活動、1999年のキック・ザ・マシーン共同設立、『真昼の不思議な物体』の「優美な死骸」ゲーム、非俳優の起用、ナブアでの撮影、ウィーンからの委嘱、タイ初のパルム・ドール。日本語表記と邦題は日本語版から取得した。 https://en.wikipedia.org/wiki/Apichatpong_Weerasethakul https://ja.wikipedia.org/wiki/アピチャートポン・ウィーラセータクン
  33. フリッツ・ラングの生没年・国籍と、『M』が打ち立てた「シリアルキラー映画の設計図」、フィルム・ノワールへの寄与、『ニーベルンゲン』5時間と『ドクトル・マブゼ』4時間超、ピーター・ローレの初主演、自身の製作会社の2本と興行的失敗、『軽蔑』への本人役出演。日本語表記と邦題は日本語版から取得した。 https://en.wikipedia.org/wiki/Fritz_Lang https://ja.wikipedia.org/wiki/フリッツ・ラング
  34. 宮崎駿の生没年・国籍と、『もののけ姫』のCG使用が約15分・全体の10パーセント未満だったこと、1995年5月の屋久島取材、1984年のウェールズ訪問と炭鉱ストライキ、二馬力の設立、『紅の豚』の日本航空、『千と千尋の神隠し』の金熊賞とアカデミー賞。日本語表記と邦題は日本語版から取得した。 https://en.wikipedia.org/wiki/Hayao_Miyazaki https://ja.wikipedia.org/wiki/宮崎駿
  35. ジャック・リヴェットの生没年・国籍と、『アウト・ワン』の12時間40分と短縮版の4時間15分、台本を用いない即興演出、マルコの俳優の起用、ピエール・グリーズ・プロダクションとの提携、スコセッシの評。日本語表記と邦題は日本語版から取得した。 https://en.wikipedia.org/wiki/Jacques_Rivette https://ja.wikipedia.org/wiki/ジャック・リヴェット
  36. エドワード・ヤンの生没年・国籍と、長回し・固定カメラ・空白の空間という映像スタイル、『ヤンヤン 夏の想い出』の3時間と結婚式から葬儀までの構成、侯孝賢とウー・ニェンジェンの主演起用、1989年の製作会社設立、東京国際映画祭のFIPRESCI賞。日本語表記と邦題は日本語版から取得した。 https://en.wikipedia.org/wiki/Edward_Yang https://ja.wikipedia.org/wiki/エドワード・ヤン
  37. パウエル&プレスバーガーの生没年・国籍と、二人の生没年、製作会社アーチャーズでの共同の脚本・製作・監督、プレスバーガーのプロデューサーとしての役割と編集・音楽への関与、『The Edge of the World』の遠征、『血を吸うカメラ』のフランスでの評価。日本語表記と邦題は日本語版から取得した。 https://en.wikipedia.org/wiki/Michael_Powell https://ja.wikipedia.org/wiki/マイケル・パウエル_(映画監督) https://en.wikipedia.org/wiki/Emeric_Pressburger https://ja.wikipedia.org/wiki/エメリック・プレスバーガー
  38. バスター・キートンの生没年・国籍と、自らスタントを演じることへのこだわり、『キートンの恋愛三代記』の『イントレランス』パロディ、『キートンの探偵学入門』と『カイロの紫のバラ』、『キートン将軍』の実話再現と失敗後に全権を失ったこと、ダリの評。日本語表記と邦題は日本語版から取得した。 https://en.wikipedia.org/wiki/Buster_Keaton https://ja.wikipedia.org/wiki/バスター・キートン
  39. クレール・ドニの生没年・国籍と、ロケーション中心の撮影、『パリ、18区、夜。』が実際の事件を元にすること、短期撮影と編集での組み立て、『美しき仕事』のダンス場面の配置、アレックス・デスカスの11回、ベルリン銀熊賞(監督賞)。日本語表記と邦題は日本語版から取得した。 https://en.wikipedia.org/wiki/Claire_Denis https://ja.wikipedia.org/wiki/クレール・ドニ
  40. セルジオ・レオーネの生没年・国籍と、『荒野の用心棒』が『用心棒』の翻案であること、黒澤側の異議申し立てと、アジアでの配給権および全世界興行収入の15%の支払い、極端なクローズアップと遠景の対比、イーストウッドとリー・ヴァン・クリーフ、『続・夕陽のガンマン』の120万ドル。日本語表記と邦題は日本語版から取得した。 https://en.wikipedia.org/wiki/Sergio_Leone https://ja.wikipedia.org/wiki/セルジオ・レオーネ
  41. リドリー・スコットの生没年・国籍と、『ブレードランナー』とサイバーパンク、『グラディエーター』による史劇の復活、1995年のスコット・フリー・プロダクションズ設立、『キングダム・オブ・ヘブン』で45分を削られたこと、『ブラック・レイン』の日米共演。日本語表記と邦題は日本語版から取得した。 https://en.wikipedia.org/wiki/Ridley_Scott https://ja.wikipedia.org/wiki/リドリー・スコット
  42. セリーヌ・シアマの生没年・国籍と、フィメール・ゲイズの先駆としての言及、非職業俳優の起用とアデル・エネルの3本、ミューズという概念を信じないという発言、2018年カンヌでの男女格差への抗議デモの共同組織。日本語表記と邦題は日本語版から取得した。 https://en.wikipedia.org/wiki/Céline_Sciamma https://ja.wikipedia.org/wiki/セリーヌ・シアマ
  43. ダグラス・サークの生没年・国籍と、妻への迫害による1937年のハリウッド移住、1952〜1959年のユニバーサル・インターナショナルでのメロドラマ、ミザンセーヌとテクニカラーによる主張、ロジャー・エバートの評、1967年4月号の『カイエ・デュ・シネマ』による再評価。日本語表記と邦題は日本語版から取得した。 https://en.wikipedia.org/wiki/Douglas_Sirk https://ja.wikipedia.org/wiki/ダグラス・サーク
  44. マックス・オフュルスの生没年・国籍と、全作品を特徴づける移動撮影とクレーン・ドリーの動き、ジェームズ・メイソンの詩、ドイツ・フランス・アメリカにまたがる製作、1937年『ヨシワラ』が早川雪洲を起用したフランス映画で戦後日本で最初に公開されたフランス映画であること。日本語表記と邦題は日本語版から取得した。 https://en.wikipedia.org/wiki/Max_Ophüls https://ja.wikipedia.org/wiki/マックス・オフュルス
  45. ビクトル・エリセの生没年・国籍と、トニー・レインズによる『ミツバチのささやき』の評、『マルメロの陽光』が実在の画家を主題としたドキュメンタリーであること、『エル・スール』で後半3分の1の撮影が許可されなかったこと、デル・トロへの影響。日本語表記と邦題は日本語版から取得した。 https://en.wikipedia.org/wiki/Víctor_Erice https://ja.wikipedia.org/wiki/ビクトル・エリセ
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